2013.07.31
SideStory6~エクシリア製メカの秘密に迫るっ!~
今日は私、ミサキが某NEBA付属図書館で見つけたエクシリア地方のメカの秘密について語っちゃいまーす♪
まず、エクシリア地方でのメカの起源は約6000年前と言われている。アルクラストの召喚術の強力さに危険を感じたアラドの人々が研究を始めたことから始まったそうだ。
エクシリア地方では4000年前からメカの研究が開始され、技術を発展させてきた。エクシリア製のメカは昔から性能がいいと評判で、海外にも輸出をしていた。しかし3000年前のアラドとアルクラストの戦争でたくさんの犠牲者を出したことを知り、エクシリア地方からメカの輸出を一切しないことに決めたのだった。今でも闇ルートで輸出されていたりするらしいけど…そこら辺は調べたけどよく分かんなかった。
それ以来メカの発展が終わったのかというと…そうでもないみたい、まぁ現状を見ればその通りだと分かるけど。エクシリアのうち真ん中の大陸に拠点を置く中央エクシリアの軍のお偉いさんはお金と権力がすべてだと思っているちょっと困った人らしくて…なにか些細なことでも起こればすぐに武力で解決しようとしたらしい…。それに対抗するために北エクシリアはNEBAを立ち上げ、メカの研究を始めたのは前に長官が語ってくれた通り。
メカの歴史はこのくらいで…エクシリア製メカの他とは違うところをまとめてみるね。
エクシリアメカの大きな特徴は搭乗する人への配慮がすごいこと。私のように飛行機型メカに乗る場合、Gスーツなるものを着ないと普通は重力作用に耐えられずにブラックアウトしてしまう…。けれどAGFという特殊空間(仕組みは最高機密で見れなかった…今度ハッキングして…いつか…)を生み出すことでメカのキャルピー内の重力作用をきわめて小さいものにしているそうで…私のように普通の服でひょいっと乗って音速超えてもあまり体には影響がないのはこのAGFのおかげみたい。
あとはミサイルとかレーザー機銃とかの性能の良さ。ホーミング機能にはエクシリアに特許があるみたいでNEBAの財力はここからきているのかも…?
ちなみにホーミングの性能はものすごくて私も自分なりに改良を重ねつつ愛用してる。レーザー機銃は実弾機銃の欠点を補うためにつくられたもので、実弾機銃だとすぐに弾切れになるけれど、レーザー機銃ならエネルギーが持つ限りは打ち続けることができるので便利!特に私みたいにECを使っているメカなら打ち放題だったりもする。
ちなみにこれはハンドガンとかスナイパーライフルのようなタイプもあって、NEBA職員はみんな携帯してる…らしい。
そして動力も他とは違うみたい。ほかは原子力とか燃料を使っているみたいだけど、エクシリア製はみんな電気が動力。エンジンは昔使われてたレシプロエンジンっていうプロペラ機のエンジンの改良型だそうで…。
話し出すときりがなくなるのでここはまたいつか語ることにして…。
エクシリア製のメカをざっとまとめるとこんな感じ。長官の不親切なデータベースに乗ってなかった部分を少しだけ補足させてもらったよ!
それではStoey16後半での私の活躍にご注目~!^^
まず、エクシリア地方でのメカの起源は約6000年前と言われている。アルクラストの召喚術の強力さに危険を感じたアラドの人々が研究を始めたことから始まったそうだ。
エクシリア地方では4000年前からメカの研究が開始され、技術を発展させてきた。エクシリア製のメカは昔から性能がいいと評判で、海外にも輸出をしていた。しかし3000年前のアラドとアルクラストの戦争でたくさんの犠牲者を出したことを知り、エクシリア地方からメカの輸出を一切しないことに決めたのだった。今でも闇ルートで輸出されていたりするらしいけど…そこら辺は調べたけどよく分かんなかった。
それ以来メカの発展が終わったのかというと…そうでもないみたい、まぁ現状を見ればその通りだと分かるけど。エクシリアのうち真ん中の大陸に拠点を置く中央エクシリアの軍のお偉いさんはお金と権力がすべてだと思っているちょっと困った人らしくて…なにか些細なことでも起こればすぐに武力で解決しようとしたらしい…。それに対抗するために北エクシリアはNEBAを立ち上げ、メカの研究を始めたのは前に長官が語ってくれた通り。
メカの歴史はこのくらいで…エクシリア製メカの他とは違うところをまとめてみるね。
エクシリアメカの大きな特徴は搭乗する人への配慮がすごいこと。私のように飛行機型メカに乗る場合、Gスーツなるものを着ないと普通は重力作用に耐えられずにブラックアウトしてしまう…。けれどAGFという特殊空間(仕組みは最高機密で見れなかった…今度ハッキングして…いつか…)を生み出すことでメカのキャルピー内の重力作用をきわめて小さいものにしているそうで…私のように普通の服でひょいっと乗って音速超えてもあまり体には影響がないのはこのAGFのおかげみたい。
あとはミサイルとかレーザー機銃とかの性能の良さ。ホーミング機能にはエクシリアに特許があるみたいでNEBAの財力はここからきているのかも…?
ちなみにホーミングの性能はものすごくて私も自分なりに改良を重ねつつ愛用してる。レーザー機銃は実弾機銃の欠点を補うためにつくられたもので、実弾機銃だとすぐに弾切れになるけれど、レーザー機銃ならエネルギーが持つ限りは打ち続けることができるので便利!特に私みたいにECを使っているメカなら打ち放題だったりもする。
ちなみにこれはハンドガンとかスナイパーライフルのようなタイプもあって、NEBA職員はみんな携帯してる…らしい。
そして動力も他とは違うみたい。ほかは原子力とか燃料を使っているみたいだけど、エクシリア製はみんな電気が動力。エンジンは昔使われてたレシプロエンジンっていうプロペラ機のエンジンの改良型だそうで…。
話し出すときりがなくなるのでここはまたいつか語ることにして…。
エクシリア製のメカをざっとまとめるとこんな感じ。長官の不親切なデータベースに乗ってなかった部分を少しだけ補足させてもらったよ!
それではStoey16後半での私の活躍にご注目~!^^
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2013.07.30
Story1-16(前半)~誇りとパートナーの絆~
「さぁリナいっくよぉー!」
「お、おー!」
リナへの操作説明も終わったからプラードを手伝うために発進したグレイト・アルマーダ(仮)。先に飛ばしておいた偵察用のドローンで確認するとプラードは押されている様子。
あららぁ…自称ヒーローなのにぃ…。
まぁ、フォローしてあげないとね!
「登場はかっこよくないと!」
ザッバーンと大きな水しぶきを上げながら海上に姿を現すグレイト・アルマーダ(仮は今後省略!)
隣に座っているからよく分かるけど、水が下になった瞬間…つまり空を飛び始めた瞬間にリナは怖がり始めてた。
「あわわぁ…!」
…顔が青ざめてる気が…。だ、大丈夫なんだろうか…?
「だ、大丈夫…?」
「う、うんっ!」
操縦席もほとんどつながってるからわかるんだけど…リナ震えてる…。だって私の操縦席が揺れてるから。
まぁいいや、リナのレポートはここでいったん終了!高所恐怖症らしいのであんまりいじめないようにしましょう!
「さぁて行くよぉ!」
あいにくATAPはついていないからグレイト・アルマーダは返事してくれない。いい加減アルマーダが恋しくなってきた…。早く終わらせて作り直してあげないとね!
「ミサキおねーちゃん、チャージ完了だよっ」
「お、了解!じゃあ…せーのっ!」
「「フルファイヤぁー」」
軽い衝撃と共に無数のミサイルとレーザーが敵のメカを襲う。
うーん…やっぱり固いなぁ…。これはやっぱり…あれしかないかぁ
「モードチェンジ・グランモードっ!」
ウィーンという感じの音とともにグレイト・アルマーダが変形を始める。ふっふ、このサイズに来てまで変形にこだわる私のメカニック魂わかってもらえるかな?…無理?ですよね…いやまぁいいとして。
変形による主な変化は、先端の何のとりえもなさそうだった部分がドリルに変化したということ!
「最初から出してたらダメなの?」
「うっ…そ、そうなんだよ!」
いい質問…というか私を陥れる恐ろしい質問だよリナ…。まさか変形がなくなるからなんて言えない…。
「どうしてなの?」
「うぇーっと…そのぉー…」
どうしよう、なんて答えようかな…。
『それは…メカニック魂というものなんだぁーーー!』
そして思わぬ助け舟が。なんか答えになってないけど…とりあえず助かった…!ありがとうプラード…。
てかプラードいつの間に海の中から復活したんだろ…?
「メカニック魂…?」
『そうだともリナ君!北エクシリアのメカニックみんなが持つ熱い心のことなんだぁ!』
そして長官登場。さすが空気読んでるねー。
「そうなんだぁー!うわぁなんかかっこいいなぁ…」
「いつかリナにもわかるよ!そのためにもグラン・アルマーダ(仮)で突っ込むよぉ!」
「りょうかい!…ってえぇーーーー!?」
何のためのドリルって…?そりゃ突っ込んで大ダメージを与えるために決まってるじゃん!
「いっけぇぇぇーー!」
「いーやーだーぁーーー死にたくないよぉーーー!!」
隣からものすごい悲鳴が上がってる…あんまりいじめるとほんと飛行機嫌いになりそうだしそろそろやめてあげなきゃかな。
「マグネチック・シールド!」
「ふえっ…?」
「だいじょぶだってリナ~。特攻じゃないからね?今まで私がそんな無茶なことしたことが一度でも…」
「あった気が…」
「……気のせいだと思われます」
そ、そんな記憶どこにもないねっ…!2週間前にそんなことをしたなんて忘れちゃったもん…。
「と、とにかく…特攻体当たりー!」
「名前…特攻なんだね…」
あーあー聞こえないなー……。とっさに技名考えようとして無理やり思いついたのいうんじゃなかった…とものすごく後悔した。
「どうだぁ!」
さすがに技ありだったようで海の中に倒れこむ敵のメカ。
『よくやったミサキ君!ハルバーツキャノン行くぞ!』
「おぉもう直したんだ!さすがNEBA!」
『ふふ、私の…カネノ…力だ』
「なんか今問題発言混じってたような……?」
『ふっ、気のせいじゃないのか?』
「…多分」
そんな会話をしているうちにハルバーツ・コアの主砲のエネルギーチャージが終わりつつあった。あと少し…10秒くらいかな?
『カウントダウン開始。10、9、8、7、6……』
あと5秒…だけどカウントの途中、敵のメカが私たちにに向けて主砲を放ってきた。
「なっ…しまっ…」
「あ、当たっちゃうよっ…!」
『おぉーーーリナは私が守るっ!!』
…そしてドラゴニクスが私たちの盾になって…バラバラに砕け散った。
「そんな…プラード…」
「み、ミサキおねーちゃん……プラードを…お父さんを助けてっ…!!」
「う、うん。早くこっちに!」
そうだ、まだプラードは死んでない…はず…。いや、死んじゃだめだよ…せっかくヒーローになったのにヒーロー扱いもされずに死んじゃうなんて…あり得ない…!
「長官早くとどめをっ!プラードは私たちに任せて!」
『あ、あぁ了解!』
急いで倉庫に向かう私とリナ。
アルマーダがないから間に合わせになっちゃうけど…。
「今はこれしかないかなぁ…耐水加工してないからあんまり潜れないかもだけど…」
「だいじょぶ、行ってくるね」
「え…?」
「私が一人で行けば…もしものことがあってもミサキおねーちゃんには迷惑掛かんないでしょ?」
「…あのさリナ。今更そんなこと言うの?」
今私はちょっとだけ怒っていた。リナはこういう時だけなんか無理しちゃって…。多分リナに頼ってもらいたいっていう私のちょっとしたおねーちゃん気分もこの怒りの原因なのかもしれないけど…。でもそうじゃなくても一人では絶対に行かせなかったと思う。
「リナ今更それはないよぉ…ここまで一緒に頑張ったじゃん?それに怖くてろくに操縦できないのに…どうやって助けるの…」
そして私はなぜかわからないけど泣いていた。そしてリナをぎゅっと抱きしめていた。
「ミサキ…おねーちゃん…」
「一緒に…いこ…?最後まで…手伝うから…」
そしてリナも泣いていた。
「わかった…ごめんなさい。手伝ってミサキおねーちゃん。ほんとは怖くて…多分操縦できないけど…なんか必死になっちゃって…私のせいでって思うと胸がいっぱいで…溢れ出して…」
「分かるよ…その気持ち…。私も何度も味わってきたから…」
そして私は今まで思っていたことを思い切っていった。
ただの優越感かもしれない…。でも、何のとりえもないと思ってた私だったけど…リナを守ってあげられることに喜びを感じてた…。だから…
「一緒に分かち合えるのが…パートナーってやつじゃない…?
お願いリナ…私ずっと一緒に居たいんだ…リナと…。パートナーとしていてくれない…かな?」
「パートナー…」
そう呟いてうつむいているリナ。やっぱり…私なんかじゃダメかな…。プラードだっているし…家族なんだもんね…。諦めかけていた私だったけど…リナは顔を上げてくれた。
「うん、そうだねっ…!」
「一緒に…助けに行こう!」
Story16(前半)END
前半終了です~
ここでちょっと解説(?)を追加させていただきます。
ミサキはずっとリナをパートナーにしたいと思っていました…。出会った日から『おねーちゃん』と慕ってくれて…それに同じ状況におかれている。そんなリナとなら最高のメカができる…そんな気がしていました。
ずっと気持ちを伝えたかったけど…勇気が出なくて、それにいろいろと忙しくて。
そんな時、リナが一人でプラードを助けに行くと言い出しました。リナが独り立ちしてどこかに行ってしまうような気がしたミサキはちょっと焦ってしまったのです。でもチャンスだと思って思い切って伝えました。リナはパートナーになってくれると言ってくれてミサキはとっても嬉しかったです。そして独り立ちしてしまうなんて考えてしまった自分がバカみたいに思えました。優越感じゃいけない…守ってあげてるという上からの立場じゃいけない。同じ立場でお互い助け合ってる。そう考えるべきだと改めて思い返したのです。年齢なんて関係ないし技術も関係ない…と。
こうしてのちに大活躍する2人のメカニックチームが出来上がったのでした…。
解説というか…Story16前半のエピローグ?みたいになってますね^^;
まぁこんな感じなんです。ミサキはリナに頼ってもらえるのがうれしかった。という設定なんですね。でもそれじゃあパートナーにはなれないから…同じ立場として接しよう。お互いに助け合ってる最高のパートナーになりたい。そう思ってリナにパートナーになってくれるよう頼んだんですね!
と、いう訳でタイトルが少し(いや、だいぶですかね^^;)変わってます。
パートナーの絆…大切ですよね…。ボクもいつかはそんなパートナーに出会いたいものです!皆さんには大切に思えるパートナーは居ますか?いるなら大切にしてあげてくださいね^^(←誰)なんか偉そうに申し訳ないです。でも大事なことかなぁ…と思います^^b
長くなっちゃいました@@;次回予告行きます!
Story16(後半)~戦争終結~
「3週間か…ちょっと長かったな…」byクリス
「リナ…ミサキ…2人には感謝しないとな」byプラード
お楽しみにです^^
「お、おー!」
リナへの操作説明も終わったからプラードを手伝うために発進したグレイト・アルマーダ(仮)。先に飛ばしておいた偵察用のドローンで確認するとプラードは押されている様子。
あららぁ…自称ヒーローなのにぃ…。
まぁ、フォローしてあげないとね!
「登場はかっこよくないと!」
ザッバーンと大きな水しぶきを上げながら海上に姿を現すグレイト・アルマーダ(仮は今後省略!)
隣に座っているからよく分かるけど、水が下になった瞬間…つまり空を飛び始めた瞬間にリナは怖がり始めてた。
「あわわぁ…!」
…顔が青ざめてる気が…。だ、大丈夫なんだろうか…?
「だ、大丈夫…?」
「う、うんっ!」
操縦席もほとんどつながってるからわかるんだけど…リナ震えてる…。だって私の操縦席が揺れてるから。
まぁいいや、リナのレポートはここでいったん終了!高所恐怖症らしいのであんまりいじめないようにしましょう!
「さぁて行くよぉ!」
あいにくATAPはついていないからグレイト・アルマーダは返事してくれない。いい加減アルマーダが恋しくなってきた…。早く終わらせて作り直してあげないとね!
「ミサキおねーちゃん、チャージ完了だよっ」
「お、了解!じゃあ…せーのっ!」
「「フルファイヤぁー」」
軽い衝撃と共に無数のミサイルとレーザーが敵のメカを襲う。
うーん…やっぱり固いなぁ…。これはやっぱり…あれしかないかぁ
「モードチェンジ・グランモードっ!」
ウィーンという感じの音とともにグレイト・アルマーダが変形を始める。ふっふ、このサイズに来てまで変形にこだわる私のメカニック魂わかってもらえるかな?…無理?ですよね…いやまぁいいとして。
変形による主な変化は、先端の何のとりえもなさそうだった部分がドリルに変化したということ!
「最初から出してたらダメなの?」
「うっ…そ、そうなんだよ!」
いい質問…というか私を陥れる恐ろしい質問だよリナ…。まさか変形がなくなるからなんて言えない…。
「どうしてなの?」
「うぇーっと…そのぉー…」
どうしよう、なんて答えようかな…。
『それは…メカニック魂というものなんだぁーーー!』
そして思わぬ助け舟が。なんか答えになってないけど…とりあえず助かった…!ありがとうプラード…。
てかプラードいつの間に海の中から復活したんだろ…?
「メカニック魂…?」
『そうだともリナ君!北エクシリアのメカニックみんなが持つ熱い心のことなんだぁ!』
そして長官登場。さすが空気読んでるねー。
「そうなんだぁー!うわぁなんかかっこいいなぁ…」
「いつかリナにもわかるよ!そのためにもグラン・アルマーダ(仮)で突っ込むよぉ!」
「りょうかい!…ってえぇーーーー!?」
何のためのドリルって…?そりゃ突っ込んで大ダメージを与えるために決まってるじゃん!
「いっけぇぇぇーー!」
「いーやーだーぁーーー死にたくないよぉーーー!!」
隣からものすごい悲鳴が上がってる…あんまりいじめるとほんと飛行機嫌いになりそうだしそろそろやめてあげなきゃかな。
「マグネチック・シールド!」
「ふえっ…?」
「だいじょぶだってリナ~。特攻じゃないからね?今まで私がそんな無茶なことしたことが一度でも…」
「あった気が…」
「……気のせいだと思われます」
そ、そんな記憶どこにもないねっ…!2週間前にそんなことをしたなんて忘れちゃったもん…。
「と、とにかく…特攻体当たりー!」
「名前…特攻なんだね…」
あーあー聞こえないなー……。とっさに技名考えようとして無理やり思いついたのいうんじゃなかった…とものすごく後悔した。
「どうだぁ!」
さすがに技ありだったようで海の中に倒れこむ敵のメカ。
『よくやったミサキ君!ハルバーツキャノン行くぞ!』
「おぉもう直したんだ!さすがNEBA!」
『ふふ、私の…カネノ…力だ』
「なんか今問題発言混じってたような……?」
『ふっ、気のせいじゃないのか?』
「…多分」
そんな会話をしているうちにハルバーツ・コアの主砲のエネルギーチャージが終わりつつあった。あと少し…10秒くらいかな?
『カウントダウン開始。10、9、8、7、6……』
あと5秒…だけどカウントの途中、敵のメカが私たちにに向けて主砲を放ってきた。
「なっ…しまっ…」
「あ、当たっちゃうよっ…!」
『おぉーーーリナは私が守るっ!!』
…そしてドラゴニクスが私たちの盾になって…バラバラに砕け散った。
「そんな…プラード…」
「み、ミサキおねーちゃん……プラードを…お父さんを助けてっ…!!」
「う、うん。早くこっちに!」
そうだ、まだプラードは死んでない…はず…。いや、死んじゃだめだよ…せっかくヒーローになったのにヒーロー扱いもされずに死んじゃうなんて…あり得ない…!
「長官早くとどめをっ!プラードは私たちに任せて!」
『あ、あぁ了解!』
急いで倉庫に向かう私とリナ。
アルマーダがないから間に合わせになっちゃうけど…。
「今はこれしかないかなぁ…耐水加工してないからあんまり潜れないかもだけど…」
「だいじょぶ、行ってくるね」
「え…?」
「私が一人で行けば…もしものことがあってもミサキおねーちゃんには迷惑掛かんないでしょ?」
「…あのさリナ。今更そんなこと言うの?」
今私はちょっとだけ怒っていた。リナはこういう時だけなんか無理しちゃって…。多分リナに頼ってもらいたいっていう私のちょっとしたおねーちゃん気分もこの怒りの原因なのかもしれないけど…。でもそうじゃなくても一人では絶対に行かせなかったと思う。
「リナ今更それはないよぉ…ここまで一緒に頑張ったじゃん?それに怖くてろくに操縦できないのに…どうやって助けるの…」
そして私はなぜかわからないけど泣いていた。そしてリナをぎゅっと抱きしめていた。
「ミサキ…おねーちゃん…」
「一緒に…いこ…?最後まで…手伝うから…」
そしてリナも泣いていた。
「わかった…ごめんなさい。手伝ってミサキおねーちゃん。ほんとは怖くて…多分操縦できないけど…なんか必死になっちゃって…私のせいでって思うと胸がいっぱいで…溢れ出して…」
「分かるよ…その気持ち…。私も何度も味わってきたから…」
そして私は今まで思っていたことを思い切っていった。
ただの優越感かもしれない…。でも、何のとりえもないと思ってた私だったけど…リナを守ってあげられることに喜びを感じてた…。だから…
「一緒に分かち合えるのが…パートナーってやつじゃない…?
お願いリナ…私ずっと一緒に居たいんだ…リナと…。パートナーとしていてくれない…かな?」
「パートナー…」
そう呟いてうつむいているリナ。やっぱり…私なんかじゃダメかな…。プラードだっているし…家族なんだもんね…。諦めかけていた私だったけど…リナは顔を上げてくれた。
「うん、そうだねっ…!」
「一緒に…助けに行こう!」
Story16(前半)END
前半終了です~
ここでちょっと解説(?)を追加させていただきます。
ミサキはずっとリナをパートナーにしたいと思っていました…。出会った日から『おねーちゃん』と慕ってくれて…それに同じ状況におかれている。そんなリナとなら最高のメカができる…そんな気がしていました。
ずっと気持ちを伝えたかったけど…勇気が出なくて、それにいろいろと忙しくて。
そんな時、リナが一人でプラードを助けに行くと言い出しました。リナが独り立ちしてどこかに行ってしまうような気がしたミサキはちょっと焦ってしまったのです。でもチャンスだと思って思い切って伝えました。リナはパートナーになってくれると言ってくれてミサキはとっても嬉しかったです。そして独り立ちしてしまうなんて考えてしまった自分がバカみたいに思えました。優越感じゃいけない…守ってあげてるという上からの立場じゃいけない。同じ立場でお互い助け合ってる。そう考えるべきだと改めて思い返したのです。年齢なんて関係ないし技術も関係ない…と。
こうしてのちに大活躍する2人のメカニックチームが出来上がったのでした…。
解説というか…Story16前半のエピローグ?みたいになってますね^^;
まぁこんな感じなんです。ミサキはリナに頼ってもらえるのがうれしかった。という設定なんですね。でもそれじゃあパートナーにはなれないから…同じ立場として接しよう。お互いに助け合ってる最高のパートナーになりたい。そう思ってリナにパートナーになってくれるよう頼んだんですね!
と、いう訳でタイトルが少し(いや、だいぶですかね^^;)変わってます。
パートナーの絆…大切ですよね…。ボクもいつかはそんなパートナーに出会いたいものです!皆さんには大切に思えるパートナーは居ますか?いるなら大切にしてあげてくださいね^^(←誰)なんか偉そうに申し訳ないです。でも大事なことかなぁ…と思います^^b
長くなっちゃいました@@;次回予告行きます!
Story16(後半)~戦争終結~
「3週間か…ちょっと長かったな…」byクリス
「リナ…ミサキ…2人には感謝しないとな」byプラード
お楽しみにです^^
2013.07.29
Story1-15(後半)~超巨大バトルマッチ!~
『くらえドラゴニクスキャノンー!』
プラードの威勢のいい掛け声(?)とともにドラゴニクスの肩についているミサイルランチャーがどんどん射出されていく。はるか遠くに小さく見えていた中央の超巨大メカは今ではとても大きくなっていた。
ドラゴニクスのミサイルは敵に当たるのだが、敵の外装は堅いらしく観察部隊によるとあまり目立ったダメージではないようだった。
『まだまだぁ!』
今度は口から手法と思しきレーザーを発射するプラード君。これも当たるのだが…あまり効いていないように見える…。大丈夫だろうかプラード君は。
だが少なくとも時間は稼いでくれている。今のうちに修理を進めれば!
「ハルバーツの修理は順調か?」
「あと1時間ほど…」
「1時間だと間に合わない!もっと急げ!」
「しかし…」
「この戦争にかったら全員給料アップだ!頑張れぇー!」
「「おぉーー!!」」
これぞ必殺カネの力だ!…いや、必殺というか最終手段というか…苦し紛れです…。
だがこれで皆の士気は上がったはずだ…。それなら私の給料くらい…!
『くらえやぁぁぁぁぁぁ!!』
うおっ、いつの間にかプラード君のドラゴニクスと中央のメカが物理戦に!?
しかもいつの間にヒト型に変形したんだ向こう側は!?
い、いや私は今できることをしなければ…!
場所は変わってミサキラボB13階。
ここは私、ミサキ以外誰も入ったことのない秘密メカ倉庫なんだぁ~
ここにあるメカはたったの一つ。
超巨大飛行型メカ『グレイト・アルマーダ(仮)』の専用倉庫。
まぁなぜ専用かというと大きすぎてほかに入らないから…と、B13階は海の下にあるから発進に困らないということから。ちなみに名前の(仮)はあんまり納得できてないから…。いいのが見つかったら変えるつもり。
「さて…いこっかリナ?」
「うん!」
コックピット…というよりはコントロールルーム?部屋と呼べるほど広い操縦室に入り、席に着く。万一のためにこのメカには操縦席が2つある。もしもの時に…長官が乗れるようにだったけど…今はリナ。リナにもちゃんと操縦してもらわないとね!
「リナ、じゃあ今から操縦の説明をするよ」
「あ、うん…」
あれ、なんか乗り気じゃない…?ような気もしたけど…気のせいかな…。
前からちょっと思ってたけど…
「リナってさ、もしかして高いとこ苦手?」
「(ビクッ…!)そ、そんなことない…よ?」
あ、一瞬ビクッてなった。
図星だったんだ…なんか今まで悪いことしちゃったかな…。
「ごめん、無理しなくていいよ?まだ飛んでないしラボで待っ…」
「いやだよっ!」
「リナ…」
「ミサキおねーちゃんも…プラードも頑張ってるのに…私だけ怖がって何もしないなんて…そんなのいやなの!」
無理してるのは見るだけでわかる…。飛ぶ前でも半分泣きそうになってるし…でも目は本気だったから。これ以上降りていいなんて言えなかったし言わなかった。
だから私はその代わりに…
「後悔しても知らないぞ~?」
なんて言ってみた。
結構効果があったらしくてうーうーって言ってる。
やっぱりかわいいなぁリナ…。いたずらに見事にはまってくれるし!
「ミサキおねーちゃんのいじわるぅ…」
「ごめんごめん。大丈夫、これは落ちないからね?」
「うん…」
そしてようやく臨時操作方法セミナーを開講。リナは覚えがよくってすぐに覚えてくれた。
「よーし、リナ準備いい?」
「だいじょぶ!」
そして2人で息をそろえて超巨大メカを発進させた。
「「グレイト・アルマーダ、ディパーチャー!」」
軽い振動とともにB13の海へと続くハッチが開く。もちろん水が入ってくるけど排出ポンプもあるから大丈夫。
さて、思いっきり暴れましょうかぁー!
そのころ海上では…。
「長官、ドラゴニクスが押されてるような気がします!」
「ような気がしますって…」
「いや、耐えてるのでどうなのかは微妙で…」
「とにかく、そろそろやばいってことか…」
さっきから約30分が経っている。プラード君が作ってくれたこの時間はありがたいもので、修理もだいぶ終わった。だがもう少し時間が足りない…。
「プラード君、あと少しだけ頑張ってくれ…!」
『分かってますよ長官!私にお任せ…』
「危ないプラード君!」
『ぐわぁぁぁ!?』
あー…。なんか残念なやられ方したな…。わ、私のせいではないよ?激励したのが敗北につながるはずがない。うん、きっとそうだ…。
「あら~『私にお任せ…』って言ったのにぃ~やられちゃいましたねっ?」
「あ、あぁ…」
エルル君のいまの『私にお任せ…』の部分の真似が上手すぎて思わず唖然としてしまった。まさかあんなかくし芸を持っていたなんて…。
『ま…だ…まだぁーーー!』
そう思っていたらレーザーを思いっきりくらったドラゴニクスが海の中から突然立ち上がった。そしてまた敵のメカと取っ組み合いを始める。
「ちょ、無茶だプラード君!」
『ヒーローってのはボロボロになってからが強いんですよっ!』
『ダメだよプラード…無茶しすぎたらヒーローとして感謝されない悲しいことになっちゃうよ?』
こ、この声は…まさか…
「長官!海中より超巨大な要塞のようなものが!」
『フル・ファイヤぁー!』
そして海の中からミサイルとレーザーが数百というレベルで飛んできた。
そして見事に敵のメカに命中。
『んー…ちょっとはやるみたいだねぇ』
水の中から現れたのはミサキ君の超巨大メカだった…。
『超巨大メカバトルの…始まりだねっ!』
Story15 END
Story15完結ですっd(´∀`d)イエィ
あれ、超巨大メカバトル始まってない…。なんかStory15長い…と言うわけで結局…。
Story16はエクシリア戦争完結します!じゃあメカニクル1も…?というわけではないんですよね^^;もうちょっとだけ続きますb
長々と書きつづってきましたけど…どれも駄文ですね…。もうちょっとうまい文章書ければいいんだけどなぁ;w;とか思っているところです…。こんな小説ですけど見てくださっている方ありがとうございます!本当に感謝感激ですm(_ _)m (←土下座)
まだまだ続けるつもりなのでぜひぜひ見てやってくださいね!よろしくお願いします~^^
Story16(前半)~メカニックとしての誇り~
魂のこもったメカは誰にもまねできないものなのさ!byクリス
お楽しみにです(´∀`)b
プラードの威勢のいい掛け声(?)とともにドラゴニクスの肩についているミサイルランチャーがどんどん射出されていく。はるか遠くに小さく見えていた中央の超巨大メカは今ではとても大きくなっていた。
ドラゴニクスのミサイルは敵に当たるのだが、敵の外装は堅いらしく観察部隊によるとあまり目立ったダメージではないようだった。
『まだまだぁ!』
今度は口から手法と思しきレーザーを発射するプラード君。これも当たるのだが…あまり効いていないように見える…。大丈夫だろうかプラード君は。
だが少なくとも時間は稼いでくれている。今のうちに修理を進めれば!
「ハルバーツの修理は順調か?」
「あと1時間ほど…」
「1時間だと間に合わない!もっと急げ!」
「しかし…」
「この戦争にかったら全員給料アップだ!頑張れぇー!」
「「おぉーー!!」」
これぞ必殺カネの力だ!…いや、必殺というか最終手段というか…苦し紛れです…。
だがこれで皆の士気は上がったはずだ…。それなら私の給料くらい…!
『くらえやぁぁぁぁぁぁ!!』
うおっ、いつの間にかプラード君のドラゴニクスと中央のメカが物理戦に!?
しかもいつの間にヒト型に変形したんだ向こう側は!?
い、いや私は今できることをしなければ…!
場所は変わってミサキラボB13階。
ここは私、ミサキ以外誰も入ったことのない秘密メカ倉庫なんだぁ~
ここにあるメカはたったの一つ。
超巨大飛行型メカ『グレイト・アルマーダ(仮)』の専用倉庫。
まぁなぜ専用かというと大きすぎてほかに入らないから…と、B13階は海の下にあるから発進に困らないということから。ちなみに名前の(仮)はあんまり納得できてないから…。いいのが見つかったら変えるつもり。
「さて…いこっかリナ?」
「うん!」
コックピット…というよりはコントロールルーム?部屋と呼べるほど広い操縦室に入り、席に着く。万一のためにこのメカには操縦席が2つある。もしもの時に…長官が乗れるようにだったけど…今はリナ。リナにもちゃんと操縦してもらわないとね!
「リナ、じゃあ今から操縦の説明をするよ」
「あ、うん…」
あれ、なんか乗り気じゃない…?ような気もしたけど…気のせいかな…。
前からちょっと思ってたけど…
「リナってさ、もしかして高いとこ苦手?」
「(ビクッ…!)そ、そんなことない…よ?」
あ、一瞬ビクッてなった。
図星だったんだ…なんか今まで悪いことしちゃったかな…。
「ごめん、無理しなくていいよ?まだ飛んでないしラボで待っ…」
「いやだよっ!」
「リナ…」
「ミサキおねーちゃんも…プラードも頑張ってるのに…私だけ怖がって何もしないなんて…そんなのいやなの!」
無理してるのは見るだけでわかる…。飛ぶ前でも半分泣きそうになってるし…でも目は本気だったから。これ以上降りていいなんて言えなかったし言わなかった。
だから私はその代わりに…
「後悔しても知らないぞ~?」
なんて言ってみた。
結構効果があったらしくてうーうーって言ってる。
やっぱりかわいいなぁリナ…。いたずらに見事にはまってくれるし!
「ミサキおねーちゃんのいじわるぅ…」
「ごめんごめん。大丈夫、これは落ちないからね?」
「うん…」
そしてようやく臨時操作方法セミナーを開講。リナは覚えがよくってすぐに覚えてくれた。
「よーし、リナ準備いい?」
「だいじょぶ!」
そして2人で息をそろえて超巨大メカを発進させた。
「「グレイト・アルマーダ、ディパーチャー!」」
軽い振動とともにB13の海へと続くハッチが開く。もちろん水が入ってくるけど排出ポンプもあるから大丈夫。
さて、思いっきり暴れましょうかぁー!
そのころ海上では…。
「長官、ドラゴニクスが押されてるような気がします!」
「ような気がしますって…」
「いや、耐えてるのでどうなのかは微妙で…」
「とにかく、そろそろやばいってことか…」
さっきから約30分が経っている。プラード君が作ってくれたこの時間はありがたいもので、修理もだいぶ終わった。だがもう少し時間が足りない…。
「プラード君、あと少しだけ頑張ってくれ…!」
『分かってますよ長官!私にお任せ…』
「危ないプラード君!」
『ぐわぁぁぁ!?』
あー…。なんか残念なやられ方したな…。わ、私のせいではないよ?激励したのが敗北につながるはずがない。うん、きっとそうだ…。
「あら~『私にお任せ…』って言ったのにぃ~やられちゃいましたねっ?」
「あ、あぁ…」
エルル君のいまの『私にお任せ…』の部分の真似が上手すぎて思わず唖然としてしまった。まさかあんなかくし芸を持っていたなんて…。
『ま…だ…まだぁーーー!』
そう思っていたらレーザーを思いっきりくらったドラゴニクスが海の中から突然立ち上がった。そしてまた敵のメカと取っ組み合いを始める。
「ちょ、無茶だプラード君!」
『ヒーローってのはボロボロになってからが強いんですよっ!』
『ダメだよプラード…無茶しすぎたらヒーローとして感謝されない悲しいことになっちゃうよ?』
こ、この声は…まさか…
「長官!海中より超巨大な要塞のようなものが!」
『フル・ファイヤぁー!』
そして海の中からミサイルとレーザーが数百というレベルで飛んできた。
そして見事に敵のメカに命中。
『んー…ちょっとはやるみたいだねぇ』
水の中から現れたのはミサキ君の超巨大メカだった…。
『超巨大メカバトルの…始まりだねっ!』
Story15 END
Story15完結ですっd(´∀`d)イエィ
あれ、超巨大メカバトル始まってない…。なんかStory15長い…と言うわけで結局…。
Story16はエクシリア戦争完結します!じゃあメカニクル1も…?というわけではないんですよね^^;もうちょっとだけ続きますb
長々と書きつづってきましたけど…どれも駄文ですね…。もうちょっとうまい文章書ければいいんだけどなぁ;w;とか思っているところです…。こんな小説ですけど見てくださっている方ありがとうございます!本当に感謝感激ですm(_ _)m (←土下座)
まだまだ続けるつもりなのでぜひぜひ見てやってくださいね!よろしくお願いします~^^
Story16(前半)~メカニックとしての誇り~
魂のこもったメカは誰にもまねできないものなのさ!byクリス
お楽しみにです(´∀`)b
2013.07.29
Story1-15(前半)~自称ヒーロー登場!~
「長官、このままではまずいです!」
「あぁ分かってる…!エルル君、どこか出れそうな部隊は?」
珍しく焦りを見せるバレンツ君に影響し、さすがの私も焦らざるを得ない状況。
とりあえず今の状況を確認する。
「んーと、αがあと20分ですかねぇ…」
そして相変わらずのんびりした口調で話すエルル君。
今は彼女が羨ましい限りだった。
「20分か…」
「あ。そういえば、特務出れますよ~」
「…そうか…バレンツ君でるぞ!」
「またですか…まぁいいですけど」
「仕方ないだろう…どこかの誰かが11年もメンテをしないから…」
「自滅ですよ長官…」
「…」
「あ、あの、私メカの準備してきますねっ!準備できたら滑走路にお願いします~!」
エルル君の必死のフォロー。あーありがとうエルル君…ホント優しいんだな…。
今のの苦い体験はなんとか飲み込んで…とりあえず滑走路に向かった。
「さて、まただが行こうかグランダム…」
『Start up』
『こちら管制よりBSTエルルです~』
「ん?エルル君どうかしたのか?」
『黙ってて悪かったんですけど…私の独断でミサキちゃんのアルマーダのアイデアを借りて対ステルス用のミサイルを搭載したんです~。性能はまずまずだと思いますので~困ったら使ってみてくださいね~!』
「おぉ、助かる。ありがとうエルル君」
『いえいえ~』
そうか…ミサキ君はステルス対策までしてあったのか…。
なんかちょっと敗北感だな。今度何とかしなければ…!
「みな聞いたかい?今の我々ならステルス機も怖くない。行くぞ!」
『ラジャー!』
そして再び特務の6機が空へと飛び立つ。
ちなみに空を飛べないメカであった2機は、代わりに飛行機型メカを使っている。
もちろん性能は言うまでもない。後でデータベースに追加しておこう…。
そして戦域に入るとNEBA電子テープが長広範囲にわたって貼られていた。
ハルバーツ・コアに許可をもらって戦闘開始。
お…早速ステルス機が来たな…
早速使わせてもらうよエルル君。
「アンチ・ステルスミサイル!」
『Anti Stealth Missile』
「みなも頼むぞ!」
『了解!』
こちらのレーダーには映っていないが…ミサイルは確かに明確な的を狙って動いている。
そして…命中!おぉ、さすがはミサキ君のパクr…おっと、アイデアを借りたミサイルだ。
性能は十分。これなら行けるかもしれない!
「チェンジ・グランダムSx」
『Mode change Sx mode』
「この際出し惜しみは無用…本気で行く!」
『そういいながらSxですか…さすが長官です!』
…皮肉にしか聞こえないんだが。
まぁいい。メカニックの心得その3をもう一度教え直さなければ。
『こちらも。モード2!』
「なんだ、バレンツ君も人の子と言えないじゃないか?」
『長官、私はまだ本気を出すとは言っていませんよ?』
「なるほど…ということは私だけ本気を出さなければということか…」
どうだ、さっきのお返しだフフフ。
長官という立場を使った嫌味の言い方その6だ。
『…分かりましたよ、そのうち本気出しますよ』
まぁ何はともあれこうして士気を上げるのも私の役目なんだ。
え、権力?人聞きの悪いことを…私は長官として遠回しに命令を…。あれ?
…ゴホン。とにかく仕事なんだ…。
しばらくはこの状態でキープしていたんだが…。空が暗くなってきたころに恐れるべき事態に陥った…。
『管制より通達!長官、前方100㎞先にハルバーツと同等の巨大メカがこちらに向かってきます!』
「なん…だと…?」
中央エクシリアにそんな技術があるとは思えない…。やはりどこかにスパイでもいるんだろうが…今更捕まえたところで遅いな。
「ハルバーツの修理は?」
『いま4割進行中なんですが…まだ主砲も使えません』
「くっそ…どうすれば!」
『長官。私が…行きます』
「バレンツ君…なら私だって行く。もともとこうなったのは私のせいだ」
『分かってませんね長官…ここであなたがやられたら北は終わりですよ…』
「分かってないなぁバレンツ君。私はまだ奥の手を残している」
『そうですよねぇ…言ったところで無駄だとは思っていましたよ』
「ハハ、そういうことだ」
『いいやちょっと待ったぁ!』
「ん?」
『ここはこの私、プラードが受け持とう!』
「プラード君…?」
『私はミサキたちに勇気づけられここに来た…。私も北の住民なんだ!
いままでは違うが…今日私はヒーローになるっ!』
「よし、特務全員一時撤退!まかせたぞプラード君!」
こうして北エクシリアの自称ヒーローが登場したのだった…
Story15前半 END
さて、少し間が開いてしまって申し訳ないです。
でもおかげでStory19までは大体イメージができましたよ^^
プラードがヒーローとしてでて来たのはいいけれど…ちょっとあまりにも長かったのでミサキたち登場まで行きませんでしたpwq
次回の最初にミサキたちも出て来ますb まぁ…流石にアルマーダじゃないですけどね^^;
さて次回Story16(後半)~超巨大バトルマッチ!~
「私たちを忘れてもらっては困るなぁー長官?」 byミサキ
「くらえやぁぁぁぁぁ!!」byプラード
「あぁ分かってる…!エルル君、どこか出れそうな部隊は?」
珍しく焦りを見せるバレンツ君に影響し、さすがの私も焦らざるを得ない状況。
とりあえず今の状況を確認する。
「んーと、αがあと20分ですかねぇ…」
そして相変わらずのんびりした口調で話すエルル君。
今は彼女が羨ましい限りだった。
「20分か…」
「あ。そういえば、特務出れますよ~」
「…そうか…バレンツ君でるぞ!」
「またですか…まぁいいですけど」
「仕方ないだろう…どこかの誰かが11年もメンテをしないから…」
「自滅ですよ長官…」
「…」
「あ、あの、私メカの準備してきますねっ!準備できたら滑走路にお願いします~!」
エルル君の必死のフォロー。あーありがとうエルル君…ホント優しいんだな…。
今のの苦い体験はなんとか飲み込んで…とりあえず滑走路に向かった。
「さて、まただが行こうかグランダム…」
『Start up』
『こちら管制よりBSTエルルです~』
「ん?エルル君どうかしたのか?」
『黙ってて悪かったんですけど…私の独断でミサキちゃんのアルマーダのアイデアを借りて対ステルス用のミサイルを搭載したんです~。性能はまずまずだと思いますので~困ったら使ってみてくださいね~!』
「おぉ、助かる。ありがとうエルル君」
『いえいえ~』
そうか…ミサキ君はステルス対策までしてあったのか…。
なんかちょっと敗北感だな。今度何とかしなければ…!
「みな聞いたかい?今の我々ならステルス機も怖くない。行くぞ!」
『ラジャー!』
そして再び特務の6機が空へと飛び立つ。
ちなみに空を飛べないメカであった2機は、代わりに飛行機型メカを使っている。
もちろん性能は言うまでもない。後でデータベースに追加しておこう…。
そして戦域に入るとNEBA電子テープが長広範囲にわたって貼られていた。
ハルバーツ・コアに許可をもらって戦闘開始。
お…早速ステルス機が来たな…
早速使わせてもらうよエルル君。
「アンチ・ステルスミサイル!」
『Anti Stealth Missile』
「みなも頼むぞ!」
『了解!』
こちらのレーダーには映っていないが…ミサイルは確かに明確な的を狙って動いている。
そして…命中!おぉ、さすがはミサキ君のパクr…おっと、アイデアを借りたミサイルだ。
性能は十分。これなら行けるかもしれない!
「チェンジ・グランダムSx」
『Mode change Sx mode』
「この際出し惜しみは無用…本気で行く!」
『そういいながらSxですか…さすが長官です!』
…皮肉にしか聞こえないんだが。
まぁいい。メカニックの心得その3をもう一度教え直さなければ。
『こちらも。モード2!』
「なんだ、バレンツ君も人の子と言えないじゃないか?」
『長官、私はまだ本気を出すとは言っていませんよ?』
「なるほど…ということは私だけ本気を出さなければということか…」
どうだ、さっきのお返しだフフフ。
長官という立場を使った嫌味の言い方その6だ。
『…分かりましたよ、そのうち本気出しますよ』
まぁ何はともあれこうして士気を上げるのも私の役目なんだ。
え、権力?人聞きの悪いことを…私は長官として遠回しに命令を…。あれ?
…ゴホン。とにかく仕事なんだ…。
しばらくはこの状態でキープしていたんだが…。空が暗くなってきたころに恐れるべき事態に陥った…。
『管制より通達!長官、前方100㎞先にハルバーツと同等の巨大メカがこちらに向かってきます!』
「なん…だと…?」
中央エクシリアにそんな技術があるとは思えない…。やはりどこかにスパイでもいるんだろうが…今更捕まえたところで遅いな。
「ハルバーツの修理は?」
『いま4割進行中なんですが…まだ主砲も使えません』
「くっそ…どうすれば!」
『長官。私が…行きます』
「バレンツ君…なら私だって行く。もともとこうなったのは私のせいだ」
『分かってませんね長官…ここであなたがやられたら北は終わりですよ…』
「分かってないなぁバレンツ君。私はまだ奥の手を残している」
『そうですよねぇ…言ったところで無駄だとは思っていましたよ』
「ハハ、そういうことだ」
『いいやちょっと待ったぁ!』
「ん?」
『ここはこの私、プラードが受け持とう!』
「プラード君…?」
『私はミサキたちに勇気づけられここに来た…。私も北の住民なんだ!
いままでは違うが…今日私はヒーローになるっ!』
「よし、特務全員一時撤退!まかせたぞプラード君!」
こうして北エクシリアの自称ヒーローが登場したのだった…
Story15前半 END
さて、少し間が開いてしまって申し訳ないです。
でもおかげでStory19までは大体イメージができましたよ^^
プラードがヒーローとしてでて来たのはいいけれど…ちょっとあまりにも長かったのでミサキたち登場まで行きませんでしたpwq
次回の最初にミサキたちも出て来ますb まぁ…流石にアルマーダじゃないですけどね^^;
さて次回Story16(後半)~超巨大バトルマッチ!~
「私たちを忘れてもらっては困るなぁー長官?」 byミサキ
「くらえやぁぁぁぁぁ!!」byプラード
2013.07.25
Story1-14(後半)~過去を乗り越えて~
「ねぇプラード。北エクシリアがピンチらしいんだけどどうにかならない?」
長官との交信が終わる間際にエラーコードが50出ただのなんだの聞こえてきて恐ろしく不安になった私。
アルマーダがない今頼れるのはプラードしかいなかった。
「……」
「あれ、プラード?」
「すまない、私にはどうにもできない…」
「どーしてなの?」
プラードが顔を曇らせてうつむいている。これは何か理由がありそうだねぇ…。
「北エクシリアのピンチを招いてしまったのが私だからだ…」
「ふむ」
「私はさっき言ったようにお金を稼ぐために中央エクシリアに北エクシリアの技術を売っていた…。だから今北がピンチなのは私のせいなんだ…裏切り者がのこのこと助けに行くなんて…」
「いいじゃん」
「別に、いいよね?」
お、リナも同意見みたい。別に裏切ったからってそんなことにずっととらわれてちゃずーっと何もできないと思うんだけどなぁ…。
「裏切ったんだぞ…?どうやって顔を向ければいい?」
「助けに行くんだし、別にばれないでしょ裏切ったとか」
「うんうん」
「それはそうかもしれないが…」
「それに、北を救ったヒーローをそんなひどい扱いしたりしないよ、多分」
「それに私たちも絶対言わないし!」
うーん、ここまで言ってもまだ決心がついていないご様子。
意外と臆病なんですねプラードさんは…。
「あのさ、プラード。私まだ15年しか生きてないけどさ、一つだけ偉そうにアドバイスさせて?」
「…なんだい?」
「過去にとらわれてちゃさ、未来に走り出せないよ?
私も昔そうだったよ。長官のグランダム壊したんだ。
それから2年間私はグランダム修理以外のことを何もしなかった
でも長官はそんな私を見てこういったよ…」
『ミサキ君、気持ちはありがたいが…やりすぎだぞ?君の好きなこととか何もできていないじゃないか…。』
「…でも、長官の大事なメカ…」
『遅くなってもいいと言っただろう?一つの過去にとらわれて自分の未来を見失ってはいけない…きっとあとで後悔してしまうぞ?』
「…ってね。確かにそうだと思った。実際その2年間私は何もしなかったし、グランダムを直すことしか頭になかったよ…。まぁ結果的に私のためになったからよかったけど…プラードのは違うでしょ?今いかなかったらずっと裏切り者の責任を負ったまま…何もできなくなっちゃうよ?」
「…」
嘘だ…自分でも驚くぐらいかっこいいこと言えたのにプラードの心を動かせなかった…?
なんか一人で敗北感を味わっているとプラードがひょいと顔を上げる。
「ハハハ!ありがとうその通りだ。さぁいくぞ2人とも、私は北エクシリアのヒーローになる!」
…まぁいいや、とりあえず何とかなりそうだし。
「どうするの?アルマーダは使えないし…なんかある?」
「任せておけ!私にだって奥の手はある。メカニックの心得その3を忘れたのか?」
「いや、覚えてるけど…」
「ならよろしい。行こう!お見せするよ私の秘密兵器を」
なんだろ、急にテンションがおかしくなってない彼?性格ががらりと変わったというか…。もしかしてこれが本当のプラードだったり…?あとでリナに聞いてみるか…。
なんか怪しいドアから降りて行った地下には巨大なメカの足。
「あっれ、これって…」
「そうだ、ミサキが倒したあのメカを人が操縦できるようにしたアップグレードバージョン。ドラゴニクスMK,2だ!」
「プラードってドラゴンさん好きなんだねぇ」
「あぁ、カッコいいから!」
「それ同感!!」
あぁー興奮してきたぁ!かっこいいメカを作りたいのはどのメカニックも同じなんだねぇ…!
あのドラゴンメカに再び会えるとは思っていなかった私のテンションは最高潮に達していた…。
手のひらに乗って頭から搭乗。うわぁ、ここからすでにカッコいい…。
「よーし、ドラゴニクスMk,2起動だ!」
「「おぉーー!」」
ついつい歓声を上げてしまう私。いつの間にかリナも一緒になって唸っていた。
「さて、これからどうすればいい?」
ここでなぜか私に意見を求めるプラード。ぇ。そんなこと言われてもー…。
いや、そだね。ちょっと指示させてもらおう。
「私のラボの近くまで行ってくれないかな?加勢できるようにメカ連れてくるから
そのあとハルバーツの援護してあげて?」
「おーけー任せろ!」
「お願いねっ!」
「ウイングブースター・イグニッション!
エネミーオートサーチング・セットアップ!」
よし…今いくよ長官。自称北エクシリアのヒーロー候補さんとね!
それまで頑張って耐えてね…。
Story14 END
はい、ドラゴニクス始動ですよb
あ、今まで名前も何も出て無いですよね^^;データベースに乗せておきますね!
さて、そろそろエクシリア戦争もクライマックスになりそうですねぇ。
メカニクル1もだんだん終盤になってきたみたいですね…。
とりあえず最後まで頑張りますよ^^
それでは次回Story15(前半)~自称ヒーロー登場!~
私プラードが助けに来たからには北エクシリアの負けはない!byプラード
ちょっとぉー私たちもいるんだからねっ!?byリナ
助かっちゃいましたねぇ長官?byエルル
はい、お楽しみにです^^
長官との交信が終わる間際にエラーコードが50出ただのなんだの聞こえてきて恐ろしく不安になった私。
アルマーダがない今頼れるのはプラードしかいなかった。
「……」
「あれ、プラード?」
「すまない、私にはどうにもできない…」
「どーしてなの?」
プラードが顔を曇らせてうつむいている。これは何か理由がありそうだねぇ…。
「北エクシリアのピンチを招いてしまったのが私だからだ…」
「ふむ」
「私はさっき言ったようにお金を稼ぐために中央エクシリアに北エクシリアの技術を売っていた…。だから今北がピンチなのは私のせいなんだ…裏切り者がのこのこと助けに行くなんて…」
「いいじゃん」
「別に、いいよね?」
お、リナも同意見みたい。別に裏切ったからってそんなことにずっととらわれてちゃずーっと何もできないと思うんだけどなぁ…。
「裏切ったんだぞ…?どうやって顔を向ければいい?」
「助けに行くんだし、別にばれないでしょ裏切ったとか」
「うんうん」
「それはそうかもしれないが…」
「それに、北を救ったヒーローをそんなひどい扱いしたりしないよ、多分」
「それに私たちも絶対言わないし!」
うーん、ここまで言ってもまだ決心がついていないご様子。
意外と臆病なんですねプラードさんは…。
「あのさ、プラード。私まだ15年しか生きてないけどさ、一つだけ偉そうにアドバイスさせて?」
「…なんだい?」
「過去にとらわれてちゃさ、未来に走り出せないよ?
私も昔そうだったよ。長官のグランダム壊したんだ。
それから2年間私はグランダム修理以外のことを何もしなかった
でも長官はそんな私を見てこういったよ…」
『ミサキ君、気持ちはありがたいが…やりすぎだぞ?君の好きなこととか何もできていないじゃないか…。』
「…でも、長官の大事なメカ…」
『遅くなってもいいと言っただろう?一つの過去にとらわれて自分の未来を見失ってはいけない…きっとあとで後悔してしまうぞ?』
「…ってね。確かにそうだと思った。実際その2年間私は何もしなかったし、グランダムを直すことしか頭になかったよ…。まぁ結果的に私のためになったからよかったけど…プラードのは違うでしょ?今いかなかったらずっと裏切り者の責任を負ったまま…何もできなくなっちゃうよ?」
「…」
嘘だ…自分でも驚くぐらいかっこいいこと言えたのにプラードの心を動かせなかった…?
なんか一人で敗北感を味わっているとプラードがひょいと顔を上げる。
「ハハハ!ありがとうその通りだ。さぁいくぞ2人とも、私は北エクシリアのヒーローになる!」
…まぁいいや、とりあえず何とかなりそうだし。
「どうするの?アルマーダは使えないし…なんかある?」
「任せておけ!私にだって奥の手はある。メカニックの心得その3を忘れたのか?」
「いや、覚えてるけど…」
「ならよろしい。行こう!お見せするよ私の秘密兵器を」
なんだろ、急にテンションがおかしくなってない彼?性格ががらりと変わったというか…。もしかしてこれが本当のプラードだったり…?あとでリナに聞いてみるか…。
なんか怪しいドアから降りて行った地下には巨大なメカの足。
「あっれ、これって…」
「そうだ、ミサキが倒したあのメカを人が操縦できるようにしたアップグレードバージョン。ドラゴニクスMK,2だ!」
「プラードってドラゴンさん好きなんだねぇ」
「あぁ、カッコいいから!」
「それ同感!!」
あぁー興奮してきたぁ!かっこいいメカを作りたいのはどのメカニックも同じなんだねぇ…!
あのドラゴンメカに再び会えるとは思っていなかった私のテンションは最高潮に達していた…。
手のひらに乗って頭から搭乗。うわぁ、ここからすでにカッコいい…。
「よーし、ドラゴニクスMk,2起動だ!」
「「おぉーー!」」
ついつい歓声を上げてしまう私。いつの間にかリナも一緒になって唸っていた。
「さて、これからどうすればいい?」
ここでなぜか私に意見を求めるプラード。ぇ。そんなこと言われてもー…。
いや、そだね。ちょっと指示させてもらおう。
「私のラボの近くまで行ってくれないかな?加勢できるようにメカ連れてくるから
そのあとハルバーツの援護してあげて?」
「おーけー任せろ!」
「お願いねっ!」
「ウイングブースター・イグニッション!
エネミーオートサーチング・セットアップ!」
よし…今いくよ長官。自称北エクシリアのヒーロー候補さんとね!
それまで頑張って耐えてね…。
Story14 END
はい、ドラゴニクス始動ですよb
あ、今まで名前も何も出て無いですよね^^;データベースに乗せておきますね!
さて、そろそろエクシリア戦争もクライマックスになりそうですねぇ。
メカニクル1もだんだん終盤になってきたみたいですね…。
とりあえず最後まで頑張りますよ^^
それでは次回Story15(前半)~自称ヒーロー登場!~
私プラードが助けに来たからには北エクシリアの負けはない!byプラード
ちょっとぉー私たちもいるんだからねっ!?byリナ
助かっちゃいましたねぇ長官?byエルル
はい、お楽しみにです^^